【怪人/魅了/黄金化】”黄金の魔女”イルドラ

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    【名前】
    ”黄金の魔女”イルドラ
    本名:富小路 金糸雀(とみのこうじ かなりあ)
    ・地の文での呼ばれ方
    イルドラ

    【ステータス】
    パワー  :1 (か弱い淑女、攻撃も防御も黄金任せ)
    テクニック:4 (圧倒的な強者感、言葉巧みにヒロインを絡めとる)
    スピード :1 (ドレスなこともあって機動力は低い)
    メンタル :4 (標的の欲望を逆手に取り、魅了する)
    ミラクル :5 (黄金を操り、人を黄金に変える錬金術のような魔法)

    【性格キーワード3つ】
    強欲、高慢、理不尽

    【根源的なあり方】
    金こそがこの世で最も美しい。この世を金で埋め尽くそう。金はすべて私のもの。

    【口調】
    ・一人称:私(わたくし)
    ・他人に対する呼び方:貴方、貴女
    どんな相手だろうと、上から物を話す。気に入った相手を懐柔するときは、さん付けで名前を呼ぶこともあるが、断られるとヒステリックになって激昂する。

    【台詞サンプル】
    「フフフ、すべてはワタクシのものですわぁ♪」
    「ふふ、素敵な目ね、○○さん、黄金の次に美しいわ。」
    「ワタクシの”富”に屈しなさい。」
    「せいぜいあがくと良いわ、心も体も金にそまってしまうまでね。」
    「ワタクシの顔に傷を・・・・・許しませんわ、下賤なヒロイン風情がぁ!!!」

    【戦闘方法】
    黄金を操る不思議な力と、欲を司る魅了的な力を操る。
    ・侵蝕する黄金【ゴールデン・プア】
    彼女の黄金が触れたものは、病が伝染するように黄金になっていく。
    黄金になる速度は、物質ごとに違いがあるようだが、ヒロインのような力のある存在はある程度抵抗することができる。

    ・砂金の牢獄【イル・ドラート】
    彼女の前では黄金はすべて手指のようなもの、彼女の意のままに形を変えて敵対者を追い詰める。
    全てを侵食し、全方位から敵を包み込む金の繭。

    ・愚者の抱く黄金【ドレ・フルーレ】
    欲望を見抜き、黄金でそれを形作ることによって対象を魅了する。
    目の前に現れた”欲しいもの”に少しでも心が揺らいでしまえば、たちまち心が金に染まってしまい、目の前の”求めるもの”が金に戻ると同時に一気に黄金の虜にされてしまう。
    愛や平和など、形のないものは形作れないが、現金や宝石など、実体のあるものはたいてい魅せることができるため、お金のために戦っているヒロインなどは特に相性が悪く不利になってしまう。

    ・富の奴隷たち【クラウディア・クローニス】
    黄金にした者たちを、元の人間のような振る舞いで動かし使役する”砂金の牢獄”の応用。
    人々に手を出せないという、ヒロインの弱点を突く技であるが、黄金化した者はそのままの形で保存したいと思っているため、なかなか使わない。
    それはそれとして、要らない者の黄金には、この黄金で滑稽な芝居などをやらせて愉しんでいる。

    【詳細】
    黄金と”富”に並々ならぬ執着を見せる淑女。
    その正体は、とある没落貴族の末裔である。
    元は貴族だったことなど一切感じさせないような貧乏生活をしていた彼女は、ある日実家の蔵の手記から周囲の貴族に嵌められて先祖が没落した真実を知り、先祖がその力に耐えられず封印していた”強欲の仮面”を手に入れた。強い怒りの感情と共に”強欲の仮面”を付けた彼女は、彼女は金の装飾をあしらったドレスに身を包む”黄金の魔女”となり、己の欲に忠実に動く怪物へとなり下がった。

    ”黄金の魔女”となる前は、冴えない普通の一般女性といった感じであったが、変異してからは顔の上半分を覆い隠すような仮面を装着し、全身をきらびやかなドレスと高級感のあるアクセサリで包み、髪にはブロンドのパーマがかかって、地味さとはかけ離れた存在となる。

    彼女を突き動かすのは、”富”への並々ならぬ執着。
    全てを金に、すべての金を我に、脳裏に響き続けるその声に忠実に、狂気の令嬢は全てを黄金に呑み込み続ける。

    ヒロインへの対応も、他のあらゆるものへの対応とそう変わらない。
    自信と黄金こそが至高の彼女にとっては、一般人の中で少し特別な程度では目にも止まらない。
    それはそれとして、美しいと認めたものはそのままの形で黄金にしてコレクションしており、黄金にする際にはよりその美しさを際立てるように、ある者は苦痛や絶望の表情を残すために頭は最後にしてじっくりと黄金化し、またある者は黄金の虜として酔いしれる姿を保存するために黄金漬けにして黄金化する。

    屋敷には無数の黄金人形たちがさまざまな形で固められており、そのままの姿で立たされている者もあれば、椅子や柱に埋め込まれてオブジェのようにされている者もいるし、角や翼、乳房、男性器など、通常その人間にはなかったものが黄金で継ぎ足されている物もある。

    ヒロイン協会が彼女を危険視したのは、とある人魚ヒロインが消息を絶ったことが原因。
    後日、魔女主催のオークションで、非売品として彼女そっくりの人魚像が展示されていたことで、ようやく、ヒロインすらも呑み込まんとする魔女の強欲さに気が付いた。

  • #7034

    こういうお嬢様キャラは性癖どストライクです。能力も悲しくもありつつ華麗で、敗北するヒロインの姿が映えそうです。お披露目をお待ちしております。

    • #7040

      ありがとうございます!!

      黄金という永遠の美に変えられることに絶望するヒロイン・・・早く書きたいですねぇ・・・・・・グヘヘ

      「ワタクシのものになれて幸せでしょう?」

      って感じで、金ピカヒロインたちの身体を撫でたいです!!

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