This topic contains 0件の返信, has 1人の参加者, and was last updated by .
- 投稿者投稿
- 2021年6月20日 10:07 AM #3927
オープニング
新月、月明かりの無い夜に一人のヒロインがやって来たのはとある貴族の書架。
「わざわざすまんのぉ、呪詛の効果書き換える魔本も貴重やさかい、一番発揮できる時と場所指定させてもらったで」
でっぷりと肥えた体型のゲッス卿が厳重に封印された手提げ金庫を抱えて出迎える。
貴方は依頼を受けたダンジョン探索でトラップにより軽度の呪いを受けてしまっていた。「こらアカン!費用はワシが全額負担したるさかい、誰にも告げずにワシの別荘の書庫訪ねて欲しいんや」
専門家の彼が言うには時間経過で魂に根付いてくるタイプらしい。
より上位の実行力の無い『契約』で上書きし無害化するプランを告げられそれを実行に移す日取りとなった。「あんたから魔書のこのページにサインしてもろうて『仮契約』、その後でワシが『上書き契約』をしてダンジョンの呪いは効力を無くす寸法や」
メドレィの書という貴重な魔本を使う為か何度も『手順』を言い聞かせるゲッス卿。
「じゃあちゃちゃっとこのペンで名前書き込んでくれんか」
差し出されるメドレィの書(正式名称:牝奴隷の書という強力な奴隷契約の魔本)に名前を書くよう急かすのだった。
魔本の保管、管理の為に強固な結界で外界と遮断されている書庫の中で解呪の為にゲッス卿の手腕が振るわれる! - 投稿者投稿
このトピックに返信するにはログインが必要です。