【悪の組織】魔宿三大勢力

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    【概要】
    妖魔が支配し、人と妖魔が歪な共生関係を築く逢魔都市『魔宿(ましゅく)』。
    そこに居を構える妖魔たちの勢力、その中でも特に強大な三つ組織を指す。

    【妖魔】

    組織を構成する主な敵性存在。

    異界からやってきた存在で、基本的に不死の特性をもつ。

    人間(に属する)女性の感情の動き、とりわけ快楽が栄養源となる。

    肉体が破壊されると最短で4日~6日前後行動不能になった後に復活。

    討伐後すぐに所定の基準で封印処置を行えば行動不能期間を大きく伸ばすことが出来る。

    妖魔としての格が高いほど封印可能期間は短くなっていく。

     

    【†テリブル・ダーク・レギオン†】
    危険度5 厄介度4 注意度5 戦闘力5
    三魔公『技術屋(メカニカル)』率いる技術者集団。通称TDL。
    女を犯し辱め、啜りとった快楽をエネルギーに暴れまわる悪趣味な玩具や兵器を製造しばらまく。
    勢力としてはもっとも巨大で、所属する妖魔や怪人傭兵の数も多い。

    主要な武装は取り込んだ女性の快楽をエネルギーにして動く兵器、『陵辱兵器(レイプアームズ)』。
    主な戦闘員は誘拐した女性を洗脳し、ナノマシン入り特殊ラバーでコーティングした『ラバー兵』。
    強力だがふざけた見た目や用途の兵器も多く、ヒロインたちからは恐れられている。

    首魁である技術屋は白衣を身にまとった金属製スライムの妖魔。
    支配傾向が強く、兵器を使って支配地域を広げることを画策している。
    しかし中核に位置する幹部が己の趣味に生きる奴等ばかりなので悪趣味な馬鹿騒ぎばかり起こしている。
    「お前達、ついにこの我率いるTDLが世界に打って出る日が……」「話を聞けよぉ!!」

    技術者が豊富で機械工学だけでなく生体工学にも精通しており、作り出す製品はどれも凄まじいものばかり。
    下部組織に異次元から集まった怪人傭兵部隊『†テリブル・ダーク・ストレンジャーズ†』、通称TDSがある。

    【わくわくアニマルパーク】
    危険度1 厄介度5 注意度5 戦闘力4
    三魔公『牧場主(ドミネイター)』率いる集団。通称WAP。
    牧場主の趣味によりヒロインを集め、自らのペット兼エサとして飼育することを目的にしている組織。
    首魁以外に妖魔はおらず、構成員は本体とペットにされたヒロインたち、アニマル兵のみ。

    いくつもの興行施設を占拠し、ペット自慢と称して卑猥なショーを行わせている。
    かつて交わされた協定によって一般市民には手を出さず、場合によっては他組織や怪人から保護し近隣警察へ引き渡す活動もしている。
    その一方でヒロイン相手には容赦せず、気に入った娘がいると強襲し拉致、自らの拠点に連れ帰り調教を施す。
    ヒロイン以外には無害だが、ヒロインにとっては恐怖の対象。

    アニマル兵の戦闘力はヒロインの能力が反映されるため、放っておくと洒落にならない戦力になっていく。
    そのため多少の犠牲は覚悟の上で、捕われたヒロインたちの救出作戦が頻繁に行われている。
    作戦の結果を平均すると4人助けて2人捕まる程度。

    牧場主がヒロインの命を奪わないことと、こうした駒の奪い合いもゲームとして楽しんでいることで成立している危うい状況。

    首魁である牧場主は一見すると手足と首元にリボンを結んだ金髪の童女。常に継ぎ接ぎだらけの熊のぬいぐるみを抱えている。
    ヒロイン達には知られていないが本体は熊のほうで、毛皮の中身は超極細の糸触手の塊。少女の肉体は糸で編み上げた擬態。
    斬撃、打撃、衝撃全てに対して強靭で無尽蔵と呼べるほど再生力も高いが、引っ張る力にだけは比較的弱い。
    可愛いもの、従順なもの、理性を捨てて快楽に耽る姿が好き。調教時には飴と鞭を使い分ける。
    逆らう相手に容赦しないが、従順なペットに対しては寛大なところを見せる。
    「あなたたち可愛くないのだわ」「可愛くしてペットにしてあげるのだわ」

    【アンシェイプ・アーティスト・ラウンジ】
    危険度4 厄介度5 注意度5 戦闘力2
    三魔公『芸術家(エゴイスト)』率いるアーティスト集団。通称AAL。
    首魁である妖魔随一のヒロイン家具アーティスト『芸術家(エゴイスト)』の元に集ったアーティスト集団。
    ヒロインはおろか人間の女性全てを素材扱いするため、規模と戦闘力に対して非常に危険。
    魔宿内だけでなく近隣まで素材調達に出かけようとするため、ヒロインたちとよく戦闘になる。

    人間の肉体を強制的に変化させる能力持ちが揃っており、厄介度は随一。
    一方で基本がアーティストのためか、戦闘に特化した妖魔は首魁である芸術家含めて一体も存在しない。
    物理的ではなく妖魔な力によるもののため、肉体変化は妖魔の影響を排除できるヒロインの力か道具があれば解除可能。

    統率は取れておらず連携もないため戦力的な脅威は少ない。
    構成員は人さらいの時以外は隠れ住んで創作活動に従事しており、たまに作品の展示会を行う。

    首魁である芸術家は針金を組み合わせて作ったような異形のヒトガタ。裾にペンキの跡がついたコートを着ている。
    基本姿勢は穏やかであり比較的話が通じる、支配にも戦闘にも興味がなく良い作品を作りたいだけの妖魔。
    ただし女性やヒロインを見ると「吾輩の作品の素材になってみないか」と同意を求め、大体は強制的に”家具への加工”を施す。
    直前に作った”作品”の出来によってテンションの上下が激しく、テンションに応じて戦闘力も変化する特性がある。
    「フハハハハ! 吾輩は天才だ! 見よ、吾輩の作品になれた雌の喜ぶ様を!」
    「うぅ……すまない人間の雌よ、未熟な我輩のせいで、粗末な家具に……申し訳がない……吾輩、死んで詫びます……」

    テンション最高値の時は戦闘に長けたヒロインを一蹴するほど強い。
    最低値の時は近所の野良猫に負け、被害者が(喋れる状態なら)死ねと言うとほんとに自害する。
    が、この街の妖魔は基本的に不死のため封印処置しないと数日程度で復活する。

    【※】
    主にとりまるGMの際のワールドで主軸になる敵組織となります。
    やばい能力持ちもいますが、可逆です。海の多い世界にある何とかの実とか、個性による影響みたいなものです。
    シナリオ応募の際の参考にしていただけると嬉しいです。

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