霊薬・女神堕とし【一服盛られてオッサン貴族にメロメロにされる】

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    オープニング

    「確かに。これと約束のモン引き換えで契約完了ってことで……」

    机の向こうでビンを確認して頷くのはゲッス卿。
    とある神話で審判の女神、正義の女神、愛の女神を堕落させ混乱を引き起こした悪魔の霊薬『女神堕とし』。
    骨董趣味の貴族たちとの価値あるモノ自慢合戦に勝利するためと、ダンジョンアタックの単独依頼を貴方に出した張本人だ。
    財力、コネクションで得られる特別な報酬と引き替えに依頼を達成したヒロインへ

    「解毒も出来ん強烈なヤツやし、保管の準備が済むまでこれでも飲んで待っててや」

    とっておきのブツやで、と貴族様直々にお茶を出す。

    「男が飲めば精力増強薬、女が飲めば1滴で惚れ薬と媚薬効果が即座に出てどんな貞淑な淑女も淫乱なエロエロな娼婦に仕立てるっちゅう女神様でも抵抗叶わん伝説の霊薬でな。女神との交渉の伝説の中で何割かはこれ使ってるっちゅ説もな……」

    ほれ乾杯~!
    ウッキウキで早口のゲッス卿の骨董談義が済むのを待つのも契約の内か……。
    カップを傾けるヒロインを貴族の視線が追う。
    ティーポットの脇に置かれた霊薬のビンの中身は半分程に減っていた。
    無味無臭・即効性の有る伝説の霊薬の消えた先は……

    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15328368

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