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- 2020年2月19日 8:04 AM #2023
【生態系】
食心鬼族は概念的な存在である。人のような形のものが多いがそれは人の心を揺さぶるのは人の形の方が効率が良い場合が多いからである。食心鬼族はその名前の通り人の心を食べる鬼である。それ以外も食べることは可能だが、存在するためのエネルギーを得られるわけではない。食べ物全てが完全な嗜好品ということだ。食心鬼族はそれぞれ食べられる心が決まっている。羞恥心や敵対心といったものが確認されているがほかにもまだまだいるだろう。
では、食心鬼族に心を食べられるとどうなってしまうのか? 一般人であれば数年間昏睡状態になる。1度の食事で少なくとも1年はエネルギーが得られる。ヒロインであればどうかというと……対応する心がしばらくなくなるだけにとどまるようである。しかも、ヒロインの心はエネルギーの効率そのものも大変よく1度の食事で少なくとも5年は何も食べなくてもよくなる。更には一般人よりも大変美味であるということだ。
食心鬼族には睡眠は必要ない。極論を言ってしまえば心を食べること以外はまったく必要ないのである。心を食べること以外はすべてが嗜好品という形なのだろう。しかし、食べ物には非常に気を使い自分の力でおいしくしようと努力をするようだ。自分が楽しむために生まれてきた種族とも言える。
食心鬼族で同じ心を食べる鬼は存在するのか? もちろん存在する。ただ、同じものを食べる以上、取り合いが起きたりするのでなるべく一緒にいないようにするというのが暗黙の了解になっているようだ。
ステータスについては、ミラクルは最低でも1はある。心を食べるという能力があるからである。他はまちまちで敵対心のようにパワータイプもいれば、羞恥心の様に見えない壁を生成するなど搦め手を多く使うような奴もいる。
【勢力】
食心鬼族の中にも微妙に勢力が存在するようである。大きく分けて『共存派』と『統治派』で分かれているようである。共存派はギブ&テイクで人間と共に生きていこうとするもの。統治派は自分たちの方が優れた種族なのだから人間を統治し、餌として我々が飼おうという考えの奴らである。現在、多くが共存派であるが、統治派も少なからずいるのでヒロイン達には十分注意をしてもらいたい。
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